個人向けMicrosoft365にCopilot機能が追加されました → 値上げ

※2025年1月19日現在の情報です。
サブスクリプションのMicrosoft365についてのお話ですので、Office 2021 など買い切りでOfficeを利用している方には影響はありません。

先日、Word365を開くと見慣れない表示が。

調べてみると、Microsoft365にCopilot機能が追加されたことがわかりました。
もともと別契約でCopilotの利用はできたのですが、機能が統合され、Microsoft365にCopilotが標準搭載されました。

そしてその分値上げとなりました( ;∀;)

そもそも、Copilotとは?

Microsoft社が提供するAIアシスタント(生成サービス)です。
Microsoft製品と組み合わせて使用することができます。

早速試してみました。
使いこなすと便利そうです。

WordでCopilotをOFFにされたい方は
【ファイル】→【オプション】→ 【Copilot】→【Copilotを有効にする】のチェックを外してくださいね。

Microsoft365に含まれるCopilot使用可能回数

Copilotを使用するためには、AIクレジットが必要です。
「Microsoft 365 Personal」「Microsoft 365 Family」では月に60のAIクレジットが提供されます。
月をまたいで、クレジットの持越しはできません。
月に60回以上使用したい場合は「Copilot Pro」の契約が必要です。


現在の利用回数については、Microsoftの管理画面「サブスクリプション」で確認できます。

Microsoft365の新料金

Microsoft 365 PersonalMicrosoft 365 Family
価格21,300円/年
(価格改定前 14,900円)
月額払い:2,130円/月
※年払いで2か月分お得
27,400円/年
(価格改定前 21,000円)
月額払い:2,740円/月
※年払いで2か月分お得
ユーザー数1人1~6人
デバイス複数の Windows PC、Mac、スマートフォン、タブレットで使用可能(同時に5台までサインイン可能)複数の Windows PC、Mac、スマートフォン、タブレットで使用可能(同時に5台までサインイン可能)
アプリWord
Excel
PowerPoint
Outlook
OneNote
OneDrive (1TB)
Microsoft Defender
Microsoft Designer
Clip champ
Word
Excel
PowerPoint
Outlook
OneNote
OneDrive (1TB/1ユーザー)
Microsoft Defender
Microsoft Designer
Clip champ

「勝手にCopilot追加されても使わないし、そのために価格が上がるのは困る」という方のために
「Microsoft 365 Personal Classic」「Microsoft 365 Family Classic」という従来のCopilotなしのプランが用意されています。
ただし期間限定だそうです。

こちらのプランに切り替えるには、Microsoftにログインをして、【サブスクリプション】→【サブスクリプションのキャンセル】

プランの中から【Microsoft365 Personal(またはFamily)Classic】を選べます。
Microsoft365 BasicはOneDriveのストレージだけですので、選ばないように注意してください。


AIで便利なるのはありがたいですが、技術の進歩に追いつくのは、なかなか大変ですね。
でもここで「活用する人」と「しない人」で差が出てくるんだと思います。

「パソコン教室」もWordやExcelなどのOffice製品だけの授業では、社会のデジタル化に置いてけぼり。
新しいことを積極的に取り入れなければと思っています。

浅野加奈

浅野加奈インストラクター歴18年 パソコンスキルCASA代表

記事一覧

大阪府茨木市にあるパソコンスキルCASA代表